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水槽用バックスクリーンは必要?効果やデメリットは?

水槽用バックスクリーンは必要?効果やデメリットは?

水槽用バックスクリーンを知らないという方や、どのような効果があるのかがわからず使用していないという方は意外と多いと思います。

ここでは水槽用バックスクリーンの役割や効果、デメリットについて詳しく解説し、本当に必要であるかどうかを考えていきたいと思います。




水槽用バックスクリーンとは?

水槽用バックスクリーンとは、水槽の背面や側面に貼り付ける様々な色や柄のフィルムや板のことです。

水槽用バックスクリーンとは?水槽の背面や側面に貼り付ける様々な色や柄のフィルムや板

水槽の見た目が良くなるだけではなく、様々な効果があります。

水槽用バックスクリーン
各メーカーより様々な水槽用バックスクリーンが販売されています。

水槽用バックスクリーンの効果

水槽用バックスクリーンの効果は以下の通りです。

① 水槽の見た目が良くなる

水槽用バックスクリーンを貼ることにより、水槽の見た目が良くなります。

きれいな水景の写真のバックスクリーンであれば、水槽内に水草や流木を入れなくても美しい水槽を演出できますし、無地のバックスクリーンであれば水槽の見た目を引き締める効果があります。

② ヒーターのコードやエアレーションのチューブを隠せる

水槽内にヒーターやエアレーションを設置した場合、ヒーターのコードやエアレーションのチューブ、配管などは水槽の裏を通すことが多いと思いますが、水槽背面が透明だとそれらが丸見えで少し格好悪いです。

背面に水槽用バックスクリーンを使用すると、水槽の裏を通した配線が見えなくなります。

水槽用バックスクリーンでヒーターやエアレーションなどのコードやチューブ、配管を隠す

多少配線がごちゃごちゃしていても、水槽の後ろに回してしまえば気にならなくなるので良いです。

③ 魚などの生体のストレスや怯えを軽減する効果がある

水槽内の魚は、前後左右から光が入ってくる状態では常に全ての方向を警戒していなければなくなるため、ストレスになります。

特に警戒心の強い魚の場合、ちょっとした振動などで強く怯えることがありますが、水槽背面に黒色などのバックスクリーンを貼ると多少落ち着くことがあります。

臆病な魚の場合は、背面だけでなく側面にもバックスクリーンを貼り、警戒心やストレスを軽減して飼育したほうが良い場合もあります。

また、魚はストレスを抱えていると色が抜けることがあるので、水槽用バックスクリーンを使用すると発色が良くなる場合もあります。

④ 魚の体色や水草の色が映える

バックスクリーンの色などにもよりますが、特に黒色などのバックスクリーンを使用すると、熱帯魚や金魚などのきれいな体色や、水草の緑や赤色が映えます。

美しい熱帯魚水槽や水草水槽にしたい場合にはバックスクリーンを使用したほうが良いと思われます。

水槽用バックスクリーンのデメリット

水槽用バックスクリーンのデメリットは以下の通りです。

① 水槽内が若干暗くなる

水槽用バックスクリーンを背面に使用した場合、本来背面から入ってくる部屋の光が入らなくなるため、若干水槽内が暗くなります。

特に水槽用照明を使用しておらず、部屋の照明だけで飼育している場合は、バックスクリーンを貼らないときと比較して暗くなるので注意が必要です。

電球色のダウンライトしかない部屋だったりすると、水槽用照明なしでは下の画像のように水槽内はだいぶ暗くなります。

水槽用バックスクリーンを使用すると水槽内は若干暗くなる

水槽用照明を設置している場合は上からしっかり光が入るので大きな問題はないです。

② 水槽の写真を撮るときに映り込みが起きやすくなる

水槽用バックスクリーンを貼っていると、水槽前面から入った光が水槽背面で透過せずに一部が反射してくるため、水槽の写真を撮った時に自分や水槽の前にある周りのものが写ってしまうことが多くなります。

直接水槽を見る分にはあまり映っている様には見えないのですが、カメラを通すとくっきりと映ってしまうのです。

特に水槽用照明をつけていないと、下の画像のように映り込みが顕著になります。

水槽用バックスクリーンを使用すると写真撮影時に映り込みが起きやすくなる

撮影している自分だけでなく棚やソファーまでしっかり映ってしまっています。

水槽用照明を強くし、黒っぽい服や手袋を身に着けたり、黒い布や紙などの暗い色のものを水槽の前に置いて、それ以外のものを水槽の前に置かないようにするなどの対策をすることによって、ある程度映り込みは防ぐことが可能です。

③ 水槽の背面からは観察できなくなる

水槽用バックスクリーンを貼った側からは中の様子を観察することはできません。

水槽を部屋の真ん中において観察したい場合など、前後左右から水槽を見たい場合は、バックスクリーンは使用できなくなります。

この場合は、あまり警戒心が高くない魚を飼育するのが無難です。

水槽用バックスクリーンは本当に必要?

水槽用バックスクリーンは絶対に必要というわけではなく、なくても魚の飼育自体は可能です。

水槽用バックスクリーンを使用すると生体のストレスや怯えを軽減できるので、特に日淡などの臆病な魚を飼育したい場合は使用したほうが良いかもしれません。

川魚など、非常に警戒心の強い魚の場合、ちょっとした振動や照明の変化で怯えて暴れたりすることがありますが、背面と側面にバックスクリーンを貼ることによって多少落ち着くようになることもあります。

魚が怯えて困っている方などは水槽用バックスクリーンの導入を是非おすすめします。

他にも、水草水槽や熱帯魚水槽など、きれいな水景を演出したい場合や、コードやチューブ、配管などが見えて気になる場合などは水槽用バックスクリーンは非常に効果的であり、使用するのが望ましいです。

まとめ

水槽用バックスクリーンとは、水槽の背面や側面に貼り付ける様々な色や柄のフィルムや板のことです。

水槽用バックスクリーンを使用すると、バックスクリーンの裏は見えなくなるのでヒーターのコードやエアレーションのチューブ、配管などを隠せます。

きれいな水景の写真のバックスクリーンであれば、水槽内に水草や流木を入れなくても美しい水槽を演出できますし、無地のバックスクリーンであれば、水槽の見た目を引き締めて熱帯魚や金魚などのきれいな体色や、水草の緑や赤色が映えます。

また、魚などの水槽内の生体のストレスや怯えの軽減効果もありますので、臆病な魚を飼育する場合は非常に有用です。

水槽用バックスクリーンのデメリットは、光が入る面が少なくなるので若干暗くなること、水槽の写真を撮った時に映り込みが起きやすくなること、バックスクリーンを貼った側から観察ができなくなることです。

水槽用バックスクリーンは絶対に必要なのかというと、そういうわけではなく、なくても魚の飼育は可能です。

水槽内の魚などのストレス軽減や配管を隠したり、熱帯魚や水草の色を美しく演出したい場合などは水槽用バックスクリーンは非常に効果的であり、使用したほうが良いと思われます。

水槽用バックスクリーン
各メーカーより様々な水槽用バックスクリーンが販売されています。




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