フィルター・濾過装置の種類には、外部式フィルター、上部式フィルター、底面式フィルター、外掛け式フィルター、投げ込み式フィルター、スポンジフィルター、オーバーフローフィルターなどがあります。
それぞれ特徴や欠点が異なりますので、設置する際には自分の水槽に合ったものを選ぶ必要があります。
ここでは、フィルター・濾過装置の一種であるスポンジフィルターについて詳細に解説していきます。
スポンジフィルターとは
スポンジフィルターとは、フィルター・濾過装置の一種であり、水槽内にスポンジとパイプを設置し、スポンジから水を吸い込んでパイプを通して排水することにより水を循環させます。
基本的にはエアリフト方式が用いられることが多く、エアーポンプとエアーチューブでつないで泡が上昇する勢いを使用して水を循環させます。
電動ポンプや外部式フィルター、上部式フィルターなど、他の濾過装置に接続して使用される場合もあります。
スポンジフィルターのメリット
スポンジフィルターのメリットは以下の通りです。
メリット① 物理濾過と生物濾過の両方の能力に優れる
スポンジフィルターはスポンジによって水中のごみをキャッチする物理濾過と、スポンジに定着したバクテリアによって有機物の分解・無害化を行う生物濾過の両方を行うことができます。
そのため、小型水槽で少数飼育であればスポンジフィルター1つで十分な濾過能力があり、水質を安定させることが可能です。
ただし、スポンジが目詰まりをして水の通りが悪くなると濾過能力が低下しますので、定期的にスポンジを取り出して揉み洗いしてごみを取り除く必要があります。
メリット② 酸素供給が可能
一般的なエアリフト方式のスポンジフィルターではエアーポンプを使用していますので、排水口付近の水面が揺れたりすることにより、酸素供給効果が期待できます。
ただし、大きい水槽や水深の深い水槽ではスポンジフィルター1つのみでは水の循環量が少ないため、酸素を多く含んだ水が十分に拡散しない可能性があります。
そのような場合は追加のエアレーションやフィルター・濾過装置の設置が望ましいです。
メリット③ 値段が安い
スポンジフィルターは値段が安く、通常のものであれば数百円から1000円台程度で購入することが可能です。
各メーカーより様々なスポンジフィルターが販売されています。
その他に動力源としてエアーポンプが必要になりますが、エアーポンプであれば1000円台から購入が可能です。
メリット④ ランニングコストが安い
スポンジフィルターは定期的にスポンジを揉み洗いして使用しますが、スポンジがへたって来たら交換が必要です。
交換の目安はスポンジの弾性が失われて、揉み洗いしたときに自然と元の形状に戻らなくなってきたら交換するのが良いと思います。
使用状況にもよりますが、大体1年から2年はもつ印象です。
交換時は交換スポンジを買っても良いですし、完全に新しいものを購入してもそれほど高くないので長期的に見てもランニングコストは低いです。
各メーカーより様々なスポンジフィルターの交換用スポンジが販売されています。
メリット⑤ 水流が穏やかで強い水流を嫌う魚の飼育でも使用できる
スポンジフィルターは水流が穏やかであり、メダカやベタ、稚魚などの強い水流を嫌う魚の飼育にも適しています。
スポンジフィルターの排水口を壁に向けると、より水流を抑えることができます。
2L以下などの超小型水槽でスポンジフィルターを使用したい場合は、ベタ飼育用の小さいスポンジフィルターも販売されており、このような製品であれば安心して使用できます。
小さな水槽に適した2L以下の小型水槽用エアーリフト式スポンジフィルターです。
ろ過バクテリアが着生しやすいスポンジを使用しています。
超小型水槽でこのような製品を使用する場合は、水流を抑えるために、エアーの量が少なめなエアーポンプを使用するか、分岐を用いてエアーの量を抑えると良いでしょう。
1つのエアーポンプで2つの水槽にエアレーションを行うためのパーツです。
流量調整コック付きです。
メリット➅ 設置が簡単でサブフィルターにもおすすめ
通常のエアリフト方式のスポンジフィルターであれば、エアーポンプを用意してエアーチューブとつないで水槽に入れるだけなので導入が簡単です。
また、スポンジフィルターは生物濾過だけでなく物理濾過能力や酸素供給能力にも優れているので、生物濾過能力に優れる底面式フィルターや外部式フィルターなどの他のフィルターと組み合わせると水槽全体の濾過能力がさらに高くなります。
下の画像は底面フィルターとスポンジフィルターを組み合わせて小型プラケースで金魚を飼育している画像です。
小型水槽で少数飼育の場合は外部式フィルターや上部式フィルターなどの大掛かりなフィルターを使用しなくても楽に管理できるのでおすすめです。
また、2種類のフィルターや濾過装置を併用するというのは、濾過能力向上だけでなく、万が一どちらかのフィルターが故障した際に完全に水槽の濾過機能を失うのを防いでくれるので、生体全滅などのリスクを軽減する効果があります。
メリット⑦ 水槽内に設置するので水漏れのリスクが少ない
スポンジフィルターは水槽内に設置するので、水漏れのリスクがほとんどありません。
エアリフト方式のスポンジフィルターの場合はエアーポンプを水面より高い位置に設置するか、逆流防止弁を設置することにより、万が一の逆流を防止することが可能です。
エアレーションやCO2添加における水の逆流を防ぐアイテムです。
供給を止めた際、ポンプやレギュレーターなどの機器を破損させる事故を未然に防ぎます。
メリット⑧ 外部式フィルターなどのストレーナースポンジとして使用可能
外部式フィルターなどを使用する場合は、エビや稚魚などの吸い込みを防止するために給水口のストレーナーにスポンジを付ける場合があります。
このようなストレーナースポンジは、スポンジフィルターのスポンジと同様に、水中のごみをキャッチする物理濾過とバクテリアが定着して有機物の分解・無害化を行う生物濾過の両方が行われます。
スポンジフィルターの中には、外部式フィルターなどに接続してストレーナースポンジを兼ねて濾過を行う製品も販売されています。
特に、テトラの「P-1フィルター」や「P-2フィルター」はエーハイムの外部式フィルターなどに接続して使用することを想定した製品であり、エルボによってスポンジフィルターを上向きにつけることが可能で、スポンジを上に引き抜くだけで簡単に外せるのでメンテナンスが非常に楽になります。
スポンジフィルターを外部式フィルターやその他の水中ポンプの吸水口に接続し、さらに強力なろ過が実現できるように開発された直結フィルターシステムです。
スポンジフィルターのデメリット
スポンジフィルターのデメリットは以下の通りです。
デメリット① スポンジが目立ってしまうことがある
スポンジフィルターは水槽内に設置しますので目立ってしまうことがあります。
大きいスポンジを使用する場合や複数設置する場合ではかなり存在感が出てしまいます。
特に小さい水槽の場合は流木や水草をたくさん入れることができないので、スポンジフィルターを隠すのは難しいです。
このような場合は、スポンジが黒の場合は水槽のバックスクリーンを黒にすると目立ちにくくなるのでおすすめです。
大きい水槽で流木や水草がたくさんある場合はある程度スポンジフィルターを隠すことは可能です。
デメリット② 大型水槽や過密水槽には不向き
スポンジフィルターは物理濾過や生物濾過能力が高く、非常に優秀なフィルターですが、ろ材であるスポンジが小さいと定着できるバクテリアも少なく、大型水槽や過密水槽の場合は濾過能力が不足する場合があります。
また、通常のエアリフト方式のスポンジフィルターの場合は水の循環量が多くないため、大きな水槽では水槽全体の水が上手く循環せず、濾過効率が低下することがありますので注意が必要です。
大きな水槽でたくさん魚を飼いたい場合などはスポンジフィルター単独での飼育はかなり厳しいので、そのような場合は外部式フィルターなどの濾過容量の大きなフィルター・濾過装置を使用したほうが良いです。
物理濾過についても、金魚をたくさん飼育する場合や大型魚などの場合はフンや食い散らかした餌がすぐにスポンジに溜まりますので、頻繁にメンテナンスが必要になりますし、物理濾過が追い付かなくなります。
このような場合は上部式フィルターなどの物理濾過が得意なフィルターを使用すると管理が非常に楽になります。
小型水槽の場合や、大型水槽で外部式フィルターや上部式フィルターのサブフィルターとして使用するというのは問題ないです。
デメリット③ メンテナンスは簡単だが少し面倒
スポンジフィルターは使用していくうちに、水中の多くのごみを吸いこんで次第に目詰まりしていきます。
目詰まりが起きると濾過能力が著しく低下しますので、定期的に水槽から取り出して揉み洗いをして洗浄する必要があります。
洗浄する際はバクテリアの減少を防ぐため、飼育水かカルキ抜きをした水を使用してください。
飼育環境によりますが、早いと2週間程度で詰まってくることもあり、長くても1か月に1度程度は洗浄を行ったほうが良いと思います。
水換え時に毎回行えれば理想的です。
この作業自体は簡単なのですが、水中に手を突っ込んでスポンジを取り外さなければならないので頻度が高いと少し面倒であり、上部式フィルターや外掛け式フィルターのようなメンテナンスが楽なフィルターの部類ではないと思います。
スポンジ洗浄の頻度を下げたい場合はスポンジの目が比較的粗いものを使用すると良いです。
目が細かいスポンジの場合は細かいごみまでキャッチする能力が高いですが、環境によってはすぐ詰まりますので注意が必要です。
デメリット④ 二酸化炭素添加の水草水槽には不向き
水草水槽の場合、水草の成長を促すために二酸化炭素を添加して水中に溶け込ませている場合があります。
その状態でエアリフト方式のスポンジフィルターを使用すると、せっかく溶けた二酸化炭素が泡によって水面が揺らされることによって抜けてしまいます。
二酸化炭素添加効率が悪くなりますので、二酸化炭素を添加している水草水槽の場合は、密閉空間内で空気に触れずに濾過ができる外部式フィルターを用いるのが良いです。
二酸化炭素を添加していない水草水槽では問題なく使用できます。
下の画像のように電動ポンプと接続してスポンジフィルターを使用する場合は、排水口を水中にして水面を揺らさないようにすれば二酸化炭素が逃げるのを抑えることが可能です。
上の画像のように、スポンジフィルターにエアーチューブとの接続口がある製品の場合は、そこからも水を吸ってしまうので潰して塞いでおいたほうが良いです。
この画像の製品は、私が良く使用するLSS研究所の「NanoスポンジフィルターLS-20」とGEXの「コーナーパワーフィルター F1」のポンプ部分の組み合わせです。
幅広い分野で使える20リットル以下の水槽用の高性能フィルターです。
GEX コーナーパワーフィルター F1 30~40cm水槽用水中フィルター(ポンプ式)
コーナーですっきりろ過!底面フィルターに接続も可能!
モーター音が気にならない水中ローター式です。
上の商品の組み合わせの場合はそのままパイプに接続できますが、強く押し込みすぎると電動ポンプの羽の部分とパイプが接触する可能性があるので注意が必要です。
また、電動ポンプを使用する場合は小さい水槽の場合、室温よりも水温が上がることがあるので注意が必要です。
私の家の水槽の環境では、8Lの水槽の場合、水温が室温より2~3度高くなります。
デメリット⑤ エアリフト方式では音がする場合がある
エアリフト方式のスポンジフィルターではエアーポンプの音や泡がはじけるブクブク音がする場合があります。
エアーポンプの音については、水作の「水心」シリーズなどの音が静かなことで有名な商品を使用するなど、うるさい製品を使用しなければ問題はありません。
水心シリーズの中でも、エアーの量が調整できる「SSPP−3S」は使い勝手が良くおすすめです。
静かといわれるエアポンプの代表ともいえる「水心」シリーズ。
ダイヤル式でエアの量が調節でき、特殊設計の消音室 でエアを滑らかにして不快な音をなくし、従来型の1/3(当社比)まで静音を実現しました。
ブクブク音については設置後すぐはうるさい場合がありますが、1日置くと音が小さくなることもあります。
それでもうるさく感じる場合は、排水口の位置を調整するなどして音がしにくい設置方法を検討すると良いでしょう。
また、電動ポンプや外部式フィルターなどに接続して使用する場合はエアレーションを使用しないので、スポンジフィルターに起因する音はほとんど発生しません。
スポンジフィルターはどのような水槽に向いている?
スポンジフィルターは小型水槽で少数飼育であれば十分な物理濾過、生物濾過の能力があり、メダカや熱帯魚など幅広く使用することができます。
また、スポンジフィルターは水流を穏やかにすることができるので、強い水流を嫌うメダカやベタ、グラミーなどには非常に適しています。
スポンジに付着した有機物はミナミヌマエビやチェリーシュリンプなどのエビの餌にもなりますし、切込みが入ったような形状のスポンジの場合は稚エビの隠れ家にもなるため、シュリンプ水槽にも最適です。
ただし、大きな水槽や過密水槽では濾過能力や水の循環量を十分に確保できないためスポンジフィルター単独での使用はおすすめできません。
そのような場合は外部式フィルターや上部式フィルターなどの他のフィルター・濾過装置を使用したり、スポンジフィルターはサブフィルターとして使用するのも良いと思います。
大きい金魚などのたくさんフンをする魚や、餌を食い散らかす大型魚などの場合も物理濾過が不足し、スポンジがすぐ目詰まりしてしまうので、そういった水槽にもスポンジフィルターは向いていません。
大きいスポンジのスポンジフィルターの場合は、その分濾過能力も向上しますが、水槽の大きさやレイアウトによっては目立ってしまう場合があるので、レイアウト重視の水槽の場合はスポンジを隠すことができるかどうかを事前に考えておきましょう。
エアリフト方式のスポンジフィルターの場合は二酸化炭素を添加しているような水草水槽で使用すると二酸化炭素が逃げてしまうため、そのような水槽では外部式フィルターを使用したほうが良いと思います。
おすすめのスポンジフィルター
おすすめのスポンジフィルターはLSS研究所のスポンジフィルターです。
2005年から日本で発売を開始したLSSスポンジフィルターシリーズ。
多くのユーザー様にご愛用いただくロングセラー製品です。
LSS研究所のスポンジフィルターは、形状や大きさなど、様々なバリエーションの製品が販売されており、水槽の大きさやレイアウトに合わせて適切な製品を選ぶことができます。
また、スポンジの品質も高く、交換用スポンジも販売されているのもうれしいポイントです。
ベタなどを超小型水槽で飼うような場合はスドーの「ベタのフィルター」がおすすめです。
小さな水槽に適した2L以下の小型水槽用エアーリフト式スポンジフィルターです。
ろ過バクテリアが着生しやすいスポンジを使用しています。
2L以下水槽用であり、水流が緩やかにできることが大きなメリットの商品ですが、あまりにも小さい水槽やボトルアクアリウムの場合、エアーの量によっては水流が強くなる場合がありますので、エアーの量は少なめにしたほうが良いです。
ベタの単独飼育であれば5~10Lの小型水槽に使用するのも良いと思います。
多孔質のボール状ろ材やリングろ材など、自分の好きなろ材を入れて使用できるフィルターケース付きの面白い製品もあります。
LSS研究所の「BioSPON」です。
リングろ材もたくさん入ります。
磁石式になっているのでろ材のフィルターケースごと簡単に脱着できてメンテナンスも簡単です。
画像の商品は「BioSPON100」というスポンジが長いタイプのものですが、「BioSPON80」という短めの製品もあります。
スポンジと200ccの濾過材ケースがついたハイブリッドフィルターです。
マグネットをケースとボディーに組み込むことで、本体ボディ側とフィルターケース側を簡単に脱着できるようになっています。
また、エアリフト方式の底面式フィルターに用いるエアーポンプは「水作の水心シリーズのSSPP−3S」がおすすめです。
このエアーポンプは音が静かなことで有名で使用者も多く、エア量が調整できるので非常に使い勝手が良いです。
また、エアーの出が悪くなったり、故障した際には簡単に交換できる交換ユニットも安く販売されているので、その点も良いです。
静かといわれるエアポンプの代表ともいえる「水心」シリーズ。
ダイヤル式でエアの量が調節でき、特殊設計の消音室 でエアを滑らかにして不快な音をなくし、従来型の1/3(当社比)まで静音を実現しました。
水作 水心 SSPP-3用交換ユニット
水作のエアーポンプ水心 SSPP-3/3sの交換用ユニットです。
エアーポンプと接続するエアーチューブはスドーの「エアーチューブ ソフト(ブラック)」がおすすめです。
一般的な白のエアーチューブと比較して、黒のエアーチューブは水槽内でも目立ちにくいので非常におすすめです。
黒のバックスクリーンを使用しているとチューブがより見えにくくなります。
温度変化に強く、いつまでもしなやかさを保つソフトタイプのエアーチューブです。
色が黒なのでレイアウトの邪魔になりません。
エーハイムなどの外部式フィルターのストレーナースポンジを兼ねてスポンジフィルターを使用したい場合は テトラの「P-1フィルター」や「P-2フィルター」 がおすすめです。
P-1フィルターはスポンジが1つであり、P-2フィルターは2つついています。
スポンジフィルターを外部式フィルターや、その他の水中ポンプやモーターの吸水口に接続し、さらに強力なろ過が実現できるように開発された直結フィルターシステムです。
スポンジを上向きにセットできるので、上に引き抜くだけで取り外しが可能になり、非常にメンテナンス性が良いです。
まとめ
スポンジフィルターとは、フィルター・濾過装置の一種であり、水槽内にスポンジとパイプを設置し、スポンジから水を吸い込んでパイプを通して排水することにより水を循環させます。
電動ポンプや外部式フィルター、上部式フィルターなど、他の濾過装置に接続して使用される場合もありますが、基本的にはエアリフト方式が用いられることが多く、エアーポンプとエアーチューブでつないで泡が上昇する勢いを使用して水を循環させます。
スポンジフィルターは本体の値段が安く、1~2年に1度スポンジを交換するだけでよいのでランニングコストも低いです。
スポンジによって水中のごみをキャッチする物理濾過と定着したバクテリアによって有機物の分解・無害化を行う生物濾過の両方が行われ、エアリフト方式の場合は水面が揺れることにより酸素供給も行うことができます。
また、水流は比較的穏やかなのでメダカやベタなどの飼育にも向いており、設置も簡単で水漏れの心配も少なく、サブフィルターとしてや、外部式フィルターなどのストレーナースポンジを兼ねたフィルターとしての使用もおすすめです。
ただし、スポンジフィルターは水槽の中に設置するため、レイアウトによっては目立ってしまうことがあり、メンテナンス性についても目詰まり防止のため定期的に水槽から取り出して揉み洗いが必要なので、作業自体は簡単ですが少し面倒に感じるかもしれません。
また、スポンジが小さい場合はバクテリアの量が少なく濾過不足になる可能性があり、水槽の大きさに対してエアリフトなどの水の循環能力が不足している場合は、濾過効率も低下する可能性があります。
多くのフンや餌の食い散らかしがある魚などの飼育についてもメンテナンスが大変になるので、このような場合は上部式フィルターなどの他のフィルター・濾過装置を使用したほうが良いと思います。
エアリフト方式のスポンジフィルターでは、製品や設置の仕方によっては泡がはじける音がしたり、二酸化炭素添加の水草水槽には不向きであることにも注意が必要です。
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