飼育容器

水槽の形状の種類と選び方

水槽の形状の種類と選び方

水槽は通常の直方体や立方体型の水槽だけではなく、特殊な形状の水槽も存在します。

このページではどのような形状の種類があるのかや、その水槽を使う際の注意点等について解説します。




水槽の形状は、一般的な直方体や立方体の水槽だけでなく、円柱形や球形、前面傾斜水槽、アクアテラリウム用水槽など様々です。

それぞれ違った印象があり、注意すべき点もありますので、よく理解した上で自分に合った水槽を選びましょう。

通常の水槽(直方体や立方体)

通常の直方体や立方体の水槽

通常の水槽は直方体や立方体です。

水量も無駄なく確保でき、開口部も広いのでメンテナンスもしやすいです。

また、照明や濾過装置など、対応する市販の商品も多いので安心して使用することができます。

普通に魚や水草を育てて観賞したいというだけであれば、通常の水槽を使用するのが良いと思います。

エーハイムグラス水槽 EJ−60
エーハイム外部フィルター用にカットされたガラスブタやフタ受け、マットなどもセットになったスタンダードな60cm規格水槽(60×30×36cm)です。

円柱形水槽

円柱形のおしゃれな水槽

円柱形水槽はその名の通り円柱形の水槽であり、通常の水槽のような壁のつなぎ目がないため、360度全てにおいて観賞性が優れています。

水槽の角がないだけでおしゃれな印象になります。

ただし、水槽壁全てが曲面なので、クリップ式の照明や金属製のスクレーパーなどの使用は難しいので注意が必要です。

また、同サイズの直方体の水槽と比較して角が削られている分水量が少なくなりますし、水槽サイズが小さいと水槽の開口部も小さくなり、メンテナンスがやりにくくなりますので注意が必要です。

GEX アクア360アール
専用の濾過フィルターとLEDライト(一体型)が付属したおしゃれな円柱形のプラスチック水槽です。

球形水槽

球形のおしゃれな水槽

球形水槽は球に近い形状の水槽であり、円柱形水槽と同様に、通常の水槽のような壁のつなぎ目がないため360度全てにおいて観賞性が優れています。

この水槽も水槽の角がないのでおしゃれな印象になります。

ただし、この水槽も円柱形水槽と同様に水槽壁全てが曲面なので、クリップ式の照明や金属製のスクレーパーなどの使用は難しいです。

また、同サイズの直方体の水槽と比較して球形に削られているため水量がかなり少なくなりますし、水槽サイズが小さいと水槽の開口部も小さくなり、メンテナンスがやりにくくなりますので注意が必要です。

テトラ ウォーターフォール アクアリウム WG-25LS
専用の濾過フィルターとLEDライトが付属したおしゃれな球形のガラス水槽です。

前面傾斜水槽

視点が変わって楽しい前面傾斜水槽

前面傾斜水槽は、水槽の観賞面である前面が傾斜面になっている水槽です。

これにより水槽を横から見るというより、斜め上からのぞき込むような視点になり、普通の水槽とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。

ただし、水槽の開口部が狭くなるので、フィルターなどを設置するとスペースが少なくなり、メンテナンスがやりずらくなります。

また、水槽前面も傾斜しているので掃除もやりにくいです。

傾斜面オールガラス水槽 アクロ60SL
ガラスフタやフタ受け、専用マットが付属した前面傾斜水槽(60×30×30cm)です。

アクアテラリウム用水槽

アクアテラリウム用水槽は、水中のみでなく陸上の水辺を再現するアクアテラリウム用に作られた水槽です。

多くのものは水槽の前面は壁が低く、水槽背面は壁が高く作られています。

テラリウムをやるならアクアテラリウム用水槽

これにより、水槽内に入れられる水の量は少なくなりますが、陸上の植物は水槽壁を通さず直接見ることができるので、より自然な水辺の様子を再現することが可能です。

アクアテラリウム専用の水槽を用いてテラリウム

また、背面が高いことで、陸上のレイアウトも崩れにくく、滝を作ったりする際も水が外にこぼれにくいので安心です。

ただし、滝などで水面での飛沫が発生する場合は、水槽前面の高さが低いため、水槽外に飛沫が飛ぶことがありますので注意が必要です。

また、水位を高くすることができず、入る水の量も水槽の大きさのわりに多くはないので、入れる生体の数が過密にならないようにする必要があります。

スーパークリア テラリウム水槽 アクロ60T
専用マットが付属したテラリウム用水槽(60×35×36cm)です。ガラスフタは付属しません。

水槽の形状の選び方

水槽の形状については特にこだわりがなければ、汎用性がありシンプルで使いやすい普通の直方体や立方体の水槽を使うのが良いと思います。

円柱形水槽や球形水槽は角がなくおしゃれな印象がありますが、照明やフィルターなど、対応した商品を探す必要があったり、特に小さい水槽では開口部が小さくメンテナンスがやりにくいという難点があります。

円柱形水槽や球形水槽は、その見た目に魅力を感じる人は使ってみてもよいかもしれません。

前面傾斜水槽は、斜め上からのぞき込むような視点になるので、例えば金魚やメダカなどの上から見て楽しむことが多い魚に向いています。

ただし、傾斜にしている分水量は少なくなり、開口部も小さくなって掃除やメンテナンスは若干やりずらいです。

ですので、前面傾斜水槽はどうしても斜め上からの視点で飼育を行いたいという人は使ってみるといいと思います。

アクアテラリウム用水槽は、テラリウムをやる際には非常に有用な水槽であり、特に陸上部を多く作る場合はこのような専用の水槽を用いたほうが上手くいくことが多いです。

アクアテラリウム用水槽を使用しない場合は、高さの低い水槽を使用して、流木や観葉植物をはみ出させることになりますが、滝など、陸上にも水をくみ上げる場合は水漏れなどの不安があります。

テラリウムをやるならアクアテラリウム用水槽はぜひともおすすめできる水槽です。

まとめ

水槽の形状には、一般的な直方体や立方体の水槽だけでなく、円柱形や球形、前面傾斜水槽、アクアテラリウム用水槽など様々なものがあります。

円柱水槽や球形水槽などの特殊形状の水槽は、照明やフィルターなど、自分が使いたい商品が対応するかどうかを事前に確認する必要があります。

また、アクアテラリウムをやりたい場合は、アクアテラリウム用の専用水槽を使用すると上手くいくことが多いです。

最終的には、水槽の見た目とメンテナンスや掃除のしやすさなどを考慮した上で、自分の作り上げたい水槽を想像し、一番合っている水槽を選ぶようにしましょう。




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