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飼育容器

プラスチック水槽の特徴や値段、寿命や注意点などを徹底解説!!

プラスチック水槽の特徴や値段、寿命や注意点などを徹底解説!!

アクアリウムで使用する水槽には、大きく分けてガラス水槽、プラスチック水槽、アクリル水槽があります。

このページでは、そのうちのプラスチック水槽について詳しく解説します。




プラスチック水槽とは

プラスチック水槽はその名の通りプラスチックでできた水槽です。

水槽用として作られたプラスチック水槽だけでなく、虫かごに使用されるプラケースも水槽として使うことが可能です。

小型プラスチック水槽や虫かごなどのプラケースでお手軽アクアリウム

プラケースであれば、お手軽に設置できると思いますが、底面式フィルターや投げ込み式フィルターなどの濾過装置を使用すれば、金魚などの魚の飼育も本格的に行うことが可能です。

虫かごなどのプラケースで手軽に金魚飼育

プラスチック水槽の特徴

プラスチック水槽の特徴は以下の通りです。

安い

プラスチック水槽は小型水槽向けですが、ガラス水槽と比較しても少し安いです。

17cmキューブ程度の小さいプラスチック水槽であれば500円台から、小型水槽でフィルターなども付いた飼育セットでも1000円台で購入が可能だったりします。

虫かごなどによく使われるプラケースであれば、小さいものなら数百円、幅30cm以上のものでも1000円台で購入が可能です。

プラスチック水槽・プラケース
各メーカーより様々なプラスチック水槽が販売されています。

軽い

材質がプラスチックであり、壁厚も薄く作られていることも多いので重さは非常に軽いです。

水を抜いた状態であれば持ち運びも楽なので、手軽に設置できる水槽だと思います。

なので一時的な飼育や隔離用には最適です。

傷つきやすく衝撃に弱い

プラスチック水槽は傷がつきやすいので扱いや保管には気を付ける必要があります。

通販で購入した場合、はじめから傷がある場合があるので、購入後はよく確認しましょう。

また、お店で購入する場合も購入前に傷やヒビなどがないかしっかり確認しましょう。

また、壁厚も薄めに作られていることが多いので衝撃にも弱く、ガラス水槽のように粉々に飛び散ることはないですが、ぶつけるとヒビが入ったり壊れてしまったりします。

ただし、最初にプラスチック水槽を立ち上げてから普通に使用している分には、よほど雑に扱わない限り新たな傷はつきませんし、観賞用としても十分使えると思います。

紫外線や熱に弱い

プラスチック水槽は紫外線で劣化しもろくなります。

爬虫類用の紫外線ライトを使用したり屋外での使用では寿命が短くなるので厳禁です。

また、プラスチックは熱により変質し、割れたり水漏れの原因にもなるのでヒーターの使用も推奨されていません。

しかし、実際にはプラスチック水槽でヒーターを使用している人は結構いますし、私も使用していた時期はありますが、その間特に問題はありませんでした。

水が循環していてヒーターの熱が一か所に固まらなければ問題ない可能性はありますが、水漏れしたら大変なのでできるだけ使用しないようにしましょう。

耐久性が低く、寿命が短い

プラスチック水槽の強度はそれほど強くありません。

30cm以上のプラケースなど、大きめなものでは、水を入れたまま運ぶと危険です。

持ち上げたときに水圧が均等ではなくなり、水圧で水槽壁が歪むのがわかります。

水槽に負担がかかりますので、移動する場合はある程度水を抜いてからにしましょう。

また、プラスチック水槽は耐久性が低いので長期の使用には向いていないといわれています。

実際には、屋内飼育で極端に水深が深い水槽でなければ5年以上使用しても問題ない場合が多いですが、使用環境によっては劣化する場合もあります。

定期的に水槽を点検し、ゆがみがないか、ひびや亀裂が入っていないかを確認し、問題があれば早めに新しいものに取り換えるようにしましょう。

まとめ

プラスチックは安くて軽く、手軽に設置できる水槽です。

ですので一時的な飼育や隔離用にも最適です。

ただし、傷がつきやすく、衝撃や紫外線、熱にも弱いという欠点があります。

爬虫類用の紫外線ライトやヒーターの使用は非推奨であり、直射日光にも弱いので屋外での使用もおすすめできません。

室内で普通に使用している分には長期使用も可能ですが、環境によっては劣化する場合もあるので、定期的に点検を行い、問題があれば新しいものに取り換えるようにしましょう。

プラスチック水槽・プラケース
各メーカーより様々なプラスチック水槽が販売されています。




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