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水槽専用の水槽台以外を使用する場合の注意点

水槽専用の水槽台以外を使用する場合の注意点

小さなボトルアクアリウムや超小型水槽では専用の水槽台は必要ないですが、それ以外の水槽をのせる台は専用の水槽台を使用するのがベストです。




しかし、もともと家にある家具などに水槽を設置したいという場合もあると思います。

ここでは棚や机などの家具やメタルラックなどを水槽台として使用する場合の注意点について詳細に解説します。

水槽専用の水槽台以外を使用する場合は、以下のようなことに注意する必要があります。

耐荷重は必ず確認しましょう。

特に地震が発生したときなどは、重量以上の力が加わることがありますので耐荷重ギリギリでは危険です。

耐荷重がある程度余裕のあるものを使用するようにしましょう。

テレビ台やローボードは意外と耐荷重が低く、耐荷重が60~80kgのものが多いです。

そうなると60cm規格水槽も60kg以上にはなるので設置はできません。

設置できたとしても30cmキューブ水槽程度が限界です。

テレビ台やローボードに大きな水槽の設置はNG

最近はシンプルでおしゃれな棚として販売されているメタルラックやスチールラックなどのワイヤータイプのシェルフを水槽台として使用している人も多くいます。

ワイヤータイプのシェルフは水槽の設置は不可とされている商品が多いですが、中には耐荷重が200kg以上の製品もあり、そういった製品に水槽を設置している人は多いです。

スチールラックやメタルラックに水槽設置

実際に私も水槽を置いていた時期がありましたが、特に問題はありませんでした。

しかし、天板の傾きがないように精度良く組み立てる必要があるのと、大きな水槽を置く場合は天板がたわまないように頑丈な板やマットなどを敷いてからその上に水槽を設置するなどの工夫は必要です。

ワイヤータイプのシェルフは経験上は数年使用しても問題は感じませんでしたが、水槽の大きさや設置方法によっては天板の歪みを生じる可能性があるため、使用は推奨されません。

注意点② 天板の剛性と柱の数

水槽を設置する台の天板が歪むと水槽に負担がかかって割れる可能性があるので、天板は水槽をのせても歪まないような剛性が必要です。

天板は薄いと簡単に歪んで沈み込むので、ある程度の厚さがあってしっかりとしているものを使用しましょう。

台の耐荷重はクリアしていたとしても、台の中央部分にのみに水槽を設置するなど、一部に極端な負荷がかかったりすると天板がたわんだり崩壊する可能性があります。

耐荷重が高いラックなどでも、横幅が長い場合、中央のみに荷重をかけると壊れやすくなります。

重みで壊れたスチールラック

水槽を支えるのが台の外周のみでなく、台の中央にも柱があったり柱が複数ある場合は天板もたわみにくく、崩壊の危険性は少なくなります。

ただし、台自体の耐荷重はしっかりと確認し、不安があるようなら使用はしないようにしましょう。

柱の多いカラーボックスに水槽設置

天板が薄く、剛性に不安がある場合は突っ張り棒などで柱を追加する方法もあります。

水槽設置のために突っ張り棒で補強

天板を突っ張り棒で押しすぎないなど、細かい調整は必要ですが、ある程度安心して水槽を設置できるようになります。

ただし、安全面の観点からはやはり厚みがあって剛性の高い天板でできた台の上に水槽を置くのがベストです。

注意点③ 傾きや凹凸がなくがたつきがないこと

天板の傾きや凹凸があると、水槽にかかる圧力が均等ではなくなり、水槽の一部に大きな負担がかかって水槽が割れる可能性があります。

また、ぐらつきがあると台の転倒や水槽の転落の可能性がありますので危険です。

傾きについては、使用する台を精度良く組み立てて、それでも傾斜がある場合は足に薄い板などをかませて調整することは可能ですが、こういった製品は水槽設置後にも徐々に傾きが出てくる可能性もあるため、使用は推奨されません。

天板の凹凸については、頑丈で滑らかな板を敷いたり水槽用マットを使用するなどすればある程度改善することは可能ですが、あまりにもひどいものは使用しないようにしましょう。

ぐらつきについては、揺らしてみて倒れそうなものは絶対に使用しないでください。大き目の地震でもまず倒れはしないだろうというくらい安定性のある台が望ましいです。

注意点④ 台の足の構造

大きな水槽では重量があるので、台の足が点で支えるようなものだと床にダメージを与えてしまい、へこんだり床に跡がついてしまう可能性があります。

荷重による床の跡やダメージ

安定性の面からも、底も板状になっているなどの接地面が大きいもののほうが良いです。

点で支えるような台を使いたい場合は、床に構造用合板などの頑丈な板を敷いてから使用すると、荷重が分散して床へのダメージは軽減されるのでおすすめです。

注意点⑤ 耐水性・耐塩性

水槽のメンテナンス時には、誤って水をこぼしてしまったり、水槽台にかかってしまうことがあります。

水をこぼした際にはすぐに拭き取れば大きな問題が発生することは少ないですが、水や塩に弱い材質でできた台は不安です。

木製で防水加工がなされていない台では、水をこぼして放置するとふやけて表面が剥がれてきたり、凹凸ができたりする場合があります。

金属製のものでも、防水塗料などでコートされていない場合は水分でサビたり塩分で腐食が起こったりする可能性があります。

水槽台として使用するのであれば、できるだけ耐水性や耐塩性がある台を使用し、水をこぼしてしまった場合には速やかに拭き取るようにしましょう。

また、定期的な点検を行い、問題があれば新しいものに交換するようにしましょう。

まとめ

水槽をのせる台は専用の水槽台を使用するのがベストです。

しかし、もともと家にある家具などに水槽を設置したいなどの理由で水槽専用の水槽台以外を使用する場合は、以下のようなことに注意する必要があります。

まずは耐荷重を確認し、水槽の総重量でギリギリではなく、ある程度耐荷重に余裕のある台を使用してください。

台の天板は水槽の割れの原因になる歪みが生じないように、厚みがあり、しっかりとした剛性があり、かつ傾きや凹凸がないことなどが求められます。

水槽が大きい場合は、台を支える柱は多いほうが安定しますし、台の足についても点で支えるものよりも面で支えるものの方が床に与えるダメージを低減できます。

また、メンテナンス時などに水をこぼす可能性も想定して、耐水性や耐塩性にも優れている台が望ましいです。

水槽を設置する前には上記の点をしっかりと確認し、少しでも危険を感じたら使用はやめるようにしましょう。

水槽台
各メーカーより様々な水槽台が販売されています。




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