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水槽台・水槽マット・バックスクリーン

水槽台の役割と水槽専用の水槽台が必要な理由

水槽台の役割と水槽専用の水槽台が必要な理由

超小型水槽やボトルアクアリウム以外では水槽専用の水槽台を使用するのが望ましいです。

このページでは、水槽台の役割や、なぜ専用の水槽台を使用する必要があるのかについて詳しく解説していきます。




水槽台の役割

水槽台は、観賞用の水槽を設置するために用いられる台です。

水槽台は重要なもの

上から見ても楽しめる金魚や鯉の水槽や、人の身長を超えるような高さの水槽などでは床に直置きして、水槽台は使わない場合もありますが、通常の水槽飼育では水槽をのせる台は必須です。

水槽は床に直置きしてしまうと低すぎるため横からの観賞が難しいですが、適切な高さの水槽台を使用することにより観賞がしやすくなります。

また、足音などの床の振動が直接ではなく、床から水槽台、水槽台から水槽マット、水槽マットから水槽へと伝わるようになるため、中の生体のストレス軽減の役割もあります。

他にも、床に凹凸がある場合は水槽に負荷がかかって割れる危険性がありますが、水平で凹凸のない天板を用いた水槽台を用いることによってその危険を回避できます。

水槽台の中や下段には濾過装置や水槽用クーラー、餌や掃除道具などのアクアリウム用品などを収納することも可能です。

アクアリウム未経験者や初心者は水槽台を軽視しがちですが、重い水槽を支える非常に重要なものです。

特に中型水槽以上では適切な台を用いていないと台が崩壊したり、水槽が割れる可能性もありますので十分注意して選ぶようにしましょう。

水槽台
各メーカーより様々な水槽台が販売されています。

水槽専用の水槽台が必要な理由

理由① 水槽を適切な高さにする

水槽を横から観察したい場合は、床に直置きでは観賞しにくいので、適切な台の上に水槽をのせる必要があります。

低すぎると水槽を見るのに腰を曲げてかがんで見る必要がありますし、高すぎると水槽を見るだけなら良いですが、水槽内のメンテナンスがしにくくなります。

立った状態で水槽が完全に目線の高さだと水槽内に手を入れたメンテナンスは足台を使わないと厳しいです。

水槽内に手を入れたメンテナンス

一般的に販売されている水槽台はそのあたりのことは良く考えて作られており、台の高さによる観賞性やメンテナンス性については、市販の水槽台を購入すれば問題になることは通常ありません。

理由② 十分な耐荷重がある

水の入った水槽はかなりの重量があります。

例えば60cm規格ガラス水槽では満水時で約80kg、120cm規格ガラス水槽では約300kgにもなります。

このレベルになると、ただの棚などに設置した場合強度が足りず崩壊する可能性があります。

また、水槽台が壊れなかったとしても、水槽設置面が歪んでくると水槽の底面の圧力が不均一になり、水槽の一部に大きな負担がかかって水槽が割れる可能性があります。

サイズが合っている専用の水槽台であれば、その大きさの水槽は確実に置けるように設計されているので安心です。

30cmキューブ水槽などの小型水槽でも約30kg程度はありますので、壁棚や天板の薄いカラーボックスなどの耐久性の低い棚に置くのは危険です。

壁棚や天板の薄いカラーボックスなどに水槽を置くのは危険

理由③ 水槽に合ったサイズの水槽台が選べる

水槽台は水槽とサイズが合っているものが望ましいです。

水槽が台からはみ出ていると水槽の底面に均等に圧力がかからず、水槽が割れる原因になります。

また、水槽台よりも小さすぎる場合も、水槽台の柱などの構造にもよりますが、水槽台の天板が沈んで歪み、水槽に負担がかかって割れる場合があります。

例えば90cmの台の真ん中に60cmワイド水槽を設置するなどの場合は危険です。

一般的に販売されている水槽であれば、それに対応した水槽台も多く販売されているので、専用の水槽台を使えば安心できます。

オーダーメイド水槽の場合は対応する水槽台がない可能性がありますが、その場合は水槽台もオーダーメイドで作ってもらった方が無難です。

オーダーメード水槽にはオーダーメード水槽台を

理由④ 濾過装置の収納や配管の取り回しが楽

水槽に外部フィルターを使用する場合や、水槽用クーラーを使用する場合、水槽からホースで装置に接続する必要があります。

専用の水槽台であれば、濾過装置やクーラーを収納できたり、水槽台の裏からホースを通せるようになっていて、快適に水槽の管理ができるように設計されています。

通常の棚などではホースを通す穴がないため、外部フィルターは棚の外に置くしかなく、水槽周りの見た目の観点からも専用の水槽台を用いたほうが良いと思います。

また、オーバーフローで濾過を行う場合は、水槽の下に濾過槽を設ける必要がありますが、通常の棚などでは設置は難しいです。

専用の水槽台ではオーバーフローに対応した商品もありますし、オーバーフローのために配管を通す穴が天板に開いている商品もあります。

水槽台内部に配管を通してフィルターやクーラーを収納

まとめ

水の入った水槽は非常に重く、それを支える水槽台は非常に重要なものです。

棚や机などを水槽台の代わりとして使用した場合、十分な強度がなく崩壊してしまったり、天板が歪んで水槽に負荷がかかることによって水槽が割れる可能性があります。

ですので、超小型水槽以外では水槽専用の水槽台を使用するのが望ましいです。

水槽専用の水槽台は、アクアリウムにおける水槽の観賞やメンテナンス時のことを考えた高さに設定されており、一般的な水槽であればそれに適したサイズや耐荷重のものも販売されています。

水槽と水槽台のサイズが大きく異なる場合は天板が歪んだり水槽が割れたりする原因になりますので、水槽サイズに合った水槽台を選択し、オーダーメードの規格外水槽などでは水槽台も特注で作ってもらうのがベストです。

また、水槽専用の水槽台は外部フィルターや水槽用クーラーの収納や配管の取り回し、アクアリウム用品の収納などについてもよく考えられた設計になっています。

市販の水槽台を使用していれば大きな問題が生じることはないので、是非とも専用の水槽台を使用することをおすすめします。

水槽台
各メーカーより様々な水槽台が販売されています。




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