水槽用ライトは様々な製品が販売されており、ライトの種類や設置方法、発光の特性は製品によって様々です。
そのため、数多くある製品の中から自分の水槽に合った適切な水槽用ライトを選ぶ必要があります。
このページでは、水槽用ライトを選ぶために必要な知識を詳細に解説します。
水槽用ライトの種類
現在、アクアリウムで良く使用されている水槽用ライトは、LEDや蛍光灯、メタルハライドランプ(メタハラ)の3種類があります。
ここではそれぞれの種類の特徴について詳しく解説します。
水槽用ライトの種類①:LEDライト
LEDライトとは、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)と呼ばれる半導体素子を用いたライトです。
各メーカーより様々な水槽用LEDライトが販売されています。
LEDライトは家庭用照明でも現在主流になっていますが、アクアリウムにおいても水槽用のLEDライトの性能が高くなってきており、広く使用されるようになりました。
LEDライトには以下のような特徴があります。
水槽用LEDライトのメリット
- 寿命が長い
- 発光効率が高い
- 消費電力が小さい
- 発熱が少ない
- デザインが良い製品が多い
- 製品によってLEDチップの色や配置などに特徴がある
- スケジュールを設定して調光ができるシステムLEDもある
水槽用LEDライトのデメリット
- 価格が高い
- 水草育成には専用のLEDライトが必要
- 基本的にLED素子の交換ができない
LEDライトは蛍光灯などと比較すると寿命が長く、約40000時間程度です。
一日8時間使用したとすると5000日程度となりますので10年以上使用できることになります。
そのため、水槽用のLEDライトは長期にわたり使用することが可能です。
ただし、長寿命はLED素子自体の話なので、基盤や配線の質が悪い製品の場合はそちらの方が先に壊れる可能性がありますので注意が必要です。
また、現在ではLEDの発光効率が高くなってきており、少ない消費電力で明るく照らすことが可能なので明るさの割に電気代も安い傾向があります。
点灯時の発熱はあるものの、蛍光灯やメタハラと比較すると発熱量が少ないので水温上昇が気になる方にもおすすめです。
LED素子自体は軽量でコンパクトなので薄型のスティックタイプのLEDなど、デザイン性に優れた水槽用LEDライトも多く販売されています。
製品によってLEDチップの配色には特徴があり目的に応じて製品を選ぶことができます。
例えば魚の観賞のみを想定した白色LEDのみの製品や、水草育成を目的として水草の光合成に必要な波長(400~500nm、600~700nm)である赤や青の光を多く配合した製品などがあります。
また、LEDチップの配置も製品によって異なります。
LEDチップを密集させてコンパクトに配置することによってメタハラのような直線的な光を演出する製品や、LEDチップを広範囲に設置することによって蛍光灯のような広がりのある光になる製品もあります。
そのため、様々な製品の中から自分の水槽に合った適切な水槽用LEDライトを選ぶことによって理想の水景を作ることが可能になります。
また、水槽用LEDライトの中には、スケジュールを自由に設定して点灯・消灯ができるだけではなく、光の強さや色も調整できるようなシステムLEDライトという製品もあります。
最近ではスマホアプリを使用してBluetoothやWi-Fiで水槽用ライトと連携して操作できるような製品も多いです。
日の出や日の入りなどの一日の中の光の強さや色の変化を細かく設定できる製品もあり、そのような製品では水槽の光の変化を楽しむことができますし、急な点灯や消灯にはならないので魚がびっくりしてしまうことも少なくなります。
例えばボルクスジャパンの「Wing2」はスマホアプリでライトの強さや色をスケジュールに合わせて詳細に設定でき、水草も良く育つ優秀なシステムLEDライトです。
システムLEDの中では値段もお手頃な方なので非常におすすめです。
太陽光のようなフラットな光成分を配合した淡水専用LED照明です。
Bluetoothによるスマホアプリで光の強さや色調をチャンネル別に自由にスケジュールできます。
30cm、60cm、90cm水槽用の中から選べます。
海水水槽、サンゴ水槽用の「ボルクスジャパン Wing2 Marine(マリン)」もあります。
水槽用LEDライトのデメリットは、蛍光灯などと比較すると値段がやや高めな傾向があることです。
魚の観賞のみであれば安価なLEDライトも多く販売されていますが、特に陽性水草の育成を行う場合には水草育成用のLEDライトを選ぶ必要があります。
水草育成に適した優れたスペクトル分布を有し、高出力のLEDライトや上述のようなシステムLEDライトは値段が非常に高いです。
また、水槽用LEDライトのLED素子が破損したり寿命を迎えた場合には、素子の交換はできない場合が多いです。
そのため、蛍光灯のように電球を交換するというような対応ができないので、LEDライト本体ごと買い換える必要があります。
水槽用ライトの種類②:蛍光灯
蛍光灯とは、水銀ガスが封入された蛍光管でできており、電流を流すと水銀ガスに電子が衝突して紫外線が発生し、その紫外線がガラス管に塗られた蛍光塗料にぶつかることで可視光を発生させる照明器具です。
アクアリウムにおいては、LED照明が普及する前には広く使用されていた、歴史の長い照明器具です。
蛍光灯には以下のような特徴があります。
水槽用蛍光灯のメリット
- 水草育成などの実績がある
- 多方向から光が照射され影ができにくい
- 電球の付け変えが可能
- 本体価格が安い
水槽用蛍光灯のデメリット
- 寿命が短い
- 消費電力が大きい
- 発熱が大きい
- 電球が切れたら交換が必要
蛍光灯は魚などの生体の観賞のみでなく、水草育成にも昔から使用されてきた水槽用ライトです。
現在ではLEDライトの性能が向上して主流が蛍光灯からLEDに移ってきてはいますが、柔らかな光で水草が良く育つという昔からの実績や、水草育成に特化した高性能なLEDライトと比較すると値段が安いなどの理由で現在でも水槽用ライトとして使用している人は多いです。
中でもカミハタ社の「ヴォルテス」はクリップや吊り下げ方式でスタイリッシュに設置でき、水草も良く育つので非常におすすめです。
水槽用の蛍光灯です。
軽量設計でシンプルなデザインなので、美観を損ねずライトアップができます。
30Wスパイラル蛍光灯を使用し、高性能なリフレクターを採用することにより、照度を集中的にアップさせています。
蛍光灯の光はメタハラとは異なり直線的ではなく、様々な方向から水槽に光が入るイメージになりますので、水槽内に影ができにくく柔らかな光の印象になります。
また、蛍光灯は蛍光管に塗布してある蛍光塗料の種類によって発色が異なります。
様々な色の電球が販売されているので、自分の水槽の環境に合わせて適切な色調の電球を選んで使用することができます。
カミハタ ヴォルテス専用の交換球です。
観賞魚・水草育成用のホワイトと海水水槽・サンゴ育成用のブルーがあります。
蛍光灯はLEDライトと比較すると本体の価格は安価なことが多いですが、電球の寿命はLEDよりも短いです。
一般的な蛍光灯の寿命は約5000時間から10000時間程度であり、先ほど紹介したヴォルテスもメーカー発表で定格寿命は約5000時間としており、それ以上の期間を過ぎると光量が落ちたり、点灯しなくなることが多くなります。
LEDライトとは違って交換球の付け変えができることが多いので、本体ごと買い換える必要はありませんが、電球が切れたり明るくなくなってきたら電球を交換する必要があります。
また、蛍光灯はLEDと比較して明るさの割に消費電力が大きく、発熱も大きい傾向があります。
特にLEDライトは発光効率の向上や低消費電力化、低発熱化が進んできているので、電気代や水槽の水温上昇を気にする場合には蛍光灯よりもLEDライトを使用したほうが良いと思います。
水槽用ライトの種類③:メタルハライドランプ(メタハラ)
メタルハライドランプ(メタハラ)は、管内に水銀及び金属のハロゲン化物を封入し、電圧をかけた際に発生するアーク放電を使用したランプです。
点灯時は金属ハロゲン化物が蒸発して金属特有のスペクトルの発光が起きるので、封入する金属の種類によって発光の色が変わります。
メタハラには以下のような特徴があります。
メタハラのメリット
- 非常に強い光を出す
- 深い水槽の底にも光が届く
- 様々な波長の光を含み水草の光合成に有効
- 強い光が必要な水草に対応できる
- 吊り下げ式で水槽上部にスペースができる
メタハラのデメリット
- 本体価格が高い
- 交換球の価格も高い
- 吊り下げ用のスタンドが必要
- 消費電力が大きい
- 発熱が大きい
- 光が直線的なため水草が間延びすることがある
- 苔が大量発生することがある
- 水槽内に影が発生する
メタハラは非常に強い光を出す照明器具であり、野球やサッカーなどのナイター用の照明としても使われるほど強力です。
そのため、現在でも強い光が必要な水草を飼育する場合などではよく使用されており、海水水槽でもサンゴやイソギンチャクの飼育に使用されることがあります。
光の直進性も強く、水深が深めな水槽でも水槽の底までしっかりと光が届きます。
また、メタハラは様々な波長の光を含んでおり、水草水槽用のメタハラであれば水草が非常に良く育ちます。
特に強い光が必要な水草を育成する場合にはメタハラが非常に有効です。
例えばカミハタ社の「ファンネル2」は非常に明るく、水草や流木、魚などの色を美しく表現してくれますし、水草も良く育ちます。
コンパクトですっきりしたデザインをしているメタハラです。
ただし、光が直線的なので水草の葉の裏には影ができて光が当たりにくく、水草の種類や環境によっては水草の葉と葉の間隔が長くなって間延びしてしまう場合があります。
水質などの環境によってはコケが大量発生したりする場合もあるので、その場合はメタハラと水面の距離を離したり照射時間を調整するなどの対策が必要になります。
また、メタハラは吊り下げて使用するものなので、天井のフックを使用して吊り下げて使用するか、カミハタ社の「アーチスライド BS(ベーシックセット)」のようなライトスタンドが必要になります。
水槽用のライトスタンドです。
クリップ式ライト、吊り下げ式ライト、メタルハライドランプなどを設置するのに最適です。
60cm~120cmの水槽に、3種類のラインナップで対応しています。
アーチスライド BSは水槽に引っ掛けてネジで固定するタイプのライトスタンドであり、メタハラなどを吊り下げて使用すると水槽上部に空間ができるので水槽のメンテナンスも非常にやりやすくなります。
専用の「アーチスライド用吊り下げフック」も販売されているので同時購入して使用すると大変便利です。
メタハラの大きなデメリットは、値段が高いことです。
水槽用のメタハラであれば数万円程度からとなり、吊り下げ用のライトスタンドなども必要になることを考えると、導入費用は非常に高くなります。
水草やサンゴ育成用の大出力、超高性能LEDライトなどと比べれば安い場合もありますが、蛍光灯や一般的な観賞魚・水草水槽用のLEDライトと比較するとやはり非常に高いです。
また、メタハラの寿命は9000~12000時間程度であり、蛍光灯よりは若干長めですが、LEDライトと比較すると短いです。
蛍光灯と同様に電球を交換することは可能ですが、メタハラは交換球の値段も高いので、ランニングコストは高くなります。
カミハタのメタハラ交換球です。
交換用や予備として持っておくのもおすすめです。
メタハラは大出力な照明ですがその分消費電力も高く、発熱量も大きいので水面との距離が近い場合は特に水温上昇にも注意が必要です。
また、メタハラの光は蛍光灯とは異なり、直線的で小さな線源からまっすぐ水槽に降り注ぐイメージなので、水槽内の水草や流木の下などに影ができやすいです。
影の部分は光が届きにくく、水草が育ちにくい場合が多いので、陰性水草を配置するなどの工夫が必要になります。
発生する影を利用して水槽内にメリハリをつけたレイアウトも非常にきれいなので、メタハラの直線的な光による影が一概にデメリットであるとは言えませんが、このような特性を理解した上で使用する方が良いです。
水槽用ライトの種類はどれが良いのか
近年ではLEDライトの性能が非常に高くなってきています。
様々な色のLEDチップを組み合わせて多彩な波長スペクトルを作ることができたり、チップの配置を工夫することによって蛍光灯のような柔らかく広がるような光や、メタハラのような直線的な光も再現することができます。
そのため、蛍光灯やメタハラでしか表現できなかった光もLEDライトで十分作り上げることが可能になってきています。
LEDライトは蛍光灯やメタハラと比較しても長寿命で省消費電力であり、発熱も少ないことから現在では水槽用ライトの主流になっており、蛍光灯やメタハラの使用頻度はかなり少なくなっています。
ただし、光合成に適した波長スペクトルを持った大出力LEDライトは非常に高価なので代わりに蛍光灯を複数使用したり、メタハラを使用したほうが良いと考える場合もあります。
また、昔からアクアリウムをやっていて蛍光灯やメタハラで美しい水景を作り上げ、維持することに成功してきたアクアリストたちは現在でもそのまま使用していることも多いです。
基本的にはLEDライトの中から自分の水槽に合った適切なものを選んで使用すれば良いと思いますが、LEDライトを使用する場合は製品の特性を良く理解し、自分の水槽に合ったものを選ぶようにしましょう。
水槽用ライトの設置方法の種類
水槽用ライトには水槽の上にのせるタイプのものや、水槽壁にねじ止めするタイプ、スタンド式(自立式)、吊り下げ式、クリップ式など、様々なものがあります。
ここではそれぞれ特徴や注意点を紹介します。
水槽用ライトの設置方法① 水槽の上にのせるタイプ
水槽の上にのせるタイプの水槽用ライトは、水槽の両側面の水槽壁に水槽用ライトを直接引っ掛けてのせるものが多いです。
明るく鮮やか、スタイリッシュなアルミボディの幅60~72cm水槽用LEDライトです。
水槽にのせるだけで簡単に設置できます。
このタイプの水槽用ライトは、以下のような特徴があります。
水槽にのせるタイプの水槽用ライトのメリット
- 手軽に設置できる
- 水面から近いため光が無駄なく届く
水槽にのせるタイプの水槽用ライトのデメリット
- 水槽上部に設置するためメンテナンス時に邪魔になる
- 非防水のものは水はねや浸水に注意が必要
- 水面に近いため熱が伝わりやすい
- 水槽の端の上部までは光が届きにくい
水槽にのせるタイプの水槽用ライトは水槽にのせるだけなので、手軽に設置することが可能です。
ただし、製品によって対応する水槽幅や水槽壁の厚さ、フランジ幅などが異なりますので、自分の水槽に設置できるかどうかよく確認してから購入する必要があります。
また、水面近くに設置することが可能ですので、光が無駄なく水槽内に入ります。
このタイプの水槽用ライトのデメリットは、水槽上部に置いているため、水替えやレイアウト変更の際には邪魔になってしまい、一度水槽から外すなどの対応が必要な場合があります。
また、水面に近いため、発熱により水温が上昇しやすく、フタをしない場合は水はねによって水がかかってしまったり、水槽に落としてしまうと浸水のリスクもあります。
特に防水対応でない水槽用ライトの場合は故障や感電の危険がありますので注意が必要です。
また、水面に近く、水槽用ライトの照射角が狭い場合は特に水槽の端の上部には光が届かない場合があります。
このような場合には、水槽の大きさと照射範囲を合わせるために水槽用ライトをリフトアップしたり、複数のライトを使用するなどの対策が必要になります。
水槽用ライトの設置方法② 水槽壁にねじ止めするタイプ
水槽用ライトにねじ止めするタイプの水槽用ライトは、アームがついたライトを水槽壁に設置し、水槽背面にねじで固定する形式のものが多いです。
ガラス厚2~8mm以下のフレームレス水槽、幅40cm以下の枠付水槽(枠幅17mm以下)に対してネジ止めして水槽壁に固定することができます。
本体の電源スイッチでカラーを切り替えできます。
このタイプの水槽用ライトは、以下のような特徴があります。
水槽壁にネジで固定するタイプの水槽用ライトのメリット
- 水槽背面に固定すれば邪魔にならない
- 高さや角度などが調整できるものは汎用性が高い
水槽壁にネジで固定するタイプの水槽用ライトのデメリット
- 水槽の壁の厚さやフランジの有無に対応するか確認が必要
- ライトの重さによっては水槽に負荷がかかる場合がある
- ネジの閉めすぎには注意が必要
水槽にネジで固定するタイプの水槽用ライトは、水槽背面に設置することが多いので邪魔になりにくいです。
また、ライトがフレキシブルなアームで接続されているようなものは高さや角度などが変えられるものが多く、水槽に合わせて最適に設置できるため汎用性も高く、メンテナンス時にも向きを変えられるので非常に便利です。
ただし、設置する水槽の壁厚やフランジ幅などに対応しているかを事前に確認しておく必要があります。
また、重量のあるライトの場合は、水槽の壁厚や材質によっては負荷がかかって水槽が傷んでしまう場合があるので注意が必要です。
また、ネジの固定が適切に行われていないとライトが外れて水没してしまったり、ネジの閉めすぎで水槽を痛めたりしてしまいます。
水槽用ライトの設置方法③ スタンド式(自立式)の水槽用ライト
スタンド式(自立式)の水槽用ライトは、ライトが水槽とは別に独立して設置するタイプのライトです。
太陽光に近いRa90の光を放つ、植物育成用のLEDライトです。
テラリウム、水草、観賞魚、ボトルアクア、苔玉、多肉植物などに使用できます。
スイングアームを採用しており、光の方向を自由自在に調節が可能です。
スタンド式(自立式)の水槽用ライトには、以下のような特徴があります。
スタンド式(自立式)の水槽用ライトのメリット
- ボトルアクア用のスタンド式ライトは見た目が良い
- 水槽から独立したスタンドで安定的に設置できる
スタンド式(自立式)の水槽用ライトのデメリット
- スタンドに水槽を載せるタイプのものはライトを外すのが大変な場合がある
- 三脚のようなスタンドの場合は水槽外にスペースが必要
スタンド式(自立式)の水槽用ライトは特にボトルアクアリウムなどで使用するとおしゃれでスタイリッシュな感じになりますので非常におすすめです。
また、水槽と独立したスタンドなので安定して設置することが可能です。
ただし、スタンドに水槽をのせて使用するタイプのものは場所を取らず、非常に安定して設置することが可能ですが、ライトを取り外したい場合は水槽が大きいと大変な場合があります。
また、三脚のようなスタンドがついている場合は、水槽外に多少のスペースが必要になりますので注意が必要です。
水槽用ライトの設置方法④ 吊り下げ式の水槽用ライト
吊り下げ式の水槽用ライトは、吊り下げ用の専用スタンドや天井フックに照明を吊り下げて使用します。
水草育成を目的に開発され、特に「赤の波長が必要な水草」に対応した上級者向けLEDライトです。
アクロ TRIANGLE LED 600専用の吊り下げ設置用ライトスタンドをセットしています。
吊り下げ式の水槽用ライトには、以下のような特徴があります。
吊り下げ式の水槽用ライトのメリット
- 水槽上部に空間があるのでメンテナンスがしやすい
- インテリア性が高くなる
- 水面と距離が離れるので水温が上昇しにくくなる
- 照明が飛沫により濡れることが少ない
- 光が広範囲に照射される
吊り下げ式の水槽用ライトのデメリット
- 距離が離れるので水槽に到達する光は若干弱まる
- 専用のスタンドを用意するか天井にフックをつける必要がある
吊り下げ式の水槽用ライトは水槽の上に空間が開きますので、水槽のメンテナンスの際にも邪魔になることがありませんし、照明をどかさなくても良いので明るい状態でメンテナンスができます。
水槽上部に吊り下げられたライトは見た目も良く、インテリア性も高くなりますので非常におすすめです。
また、水面とライトとの距離が離れるので、水面付近に熱がこもりにくく、水温が上昇しにくくなりますし、ある程度の距離があれば水槽からの飛沫で濡れてしまうこともないのでライトにも優しいです。
水槽に到達する光の範囲についても、水槽からの距離を離した方が広範囲に届くようになるので、大きい水槽の場合においても水槽全体をまんべんなく照射することが可能になります。
ただし、水面とライトの距離が広がるほど照射範囲は広くなりますが、ライトから出てくる光束の量は同じなので水面や水中での光束の密度は薄くなり、水槽に到達する光の明るさは低下することに注意が必要です。
また、吊り下げ式の水槽用ライトを設置するためには、専用のスタンドや天井フックなどを用意する必要があります。
専用のスタンドを使用する場合は水槽にのせてネジで固定するだけのものが多いので簡単に導入できますし、水槽用ライト以外のものもいろいろと設置できるようになるので非常に便利です。
天井フックを使用する場合はスタンドが不要であり、水槽上部にはライト以外なくなり、スッキリとした印象になるので非常にインテリア性が高くなります。
ただし、天井フックは天井に穴をあける必要があるので、賃貸のアパートやマンションなどでは使用できないことが多いです。
水槽用ライトの設置方法⑤ クリップ式の水槽用ライト
クリップ式の水槽用ライトは、水槽用ライトに付属しているクリップを用いて固定します。
水槽用の蛍光灯です。
軽量設計でシンプルなデザインなので、美観を損ねずライトアップができます。
30Wスパイラル蛍光灯を使用し、高性能なリフレクターを採用することにより、照度を集中的にアップさせています。
クリップ式の水槽用ライトには、以下のような特徴があります。
クリップ式の水槽用ライトのメリット
- クリップで挟むだけなので設置が簡単
クリップ式の水槽用ライトのデメリット
- クリップするためのスタンドが必要な場合がある
- クリップが水槽やスタンドに対応しているかを確認する必要がある
- クリップの力が強いものは水槽への負荷に注意
クリップ式の水槽用ライトは、水槽壁や専用のスタンドなどにクリップではさみこんで固定します。
クリップではさむだけなので非常に簡単に設置できますが、クリップが使用する水槽の水槽壁やスタンドなどに対応しているかどうかの確認をする必要があります。
また、水槽壁に挟む場合はライトと水面の距離やクリップの力による水槽への負荷に注意が必要です。
水槽壁に設置できるとされている製品を使用する場合は水槽壁に固定しても問題ありませんが、水槽外の別のものにクリップで固定する場合も多いです。
吊り下げ式ライトと同様に専用のスタンドを使用するのが安全ですが、小さいライトであれば近くの棚やラックなどにも設置することは可能です。
ただし、安定して設置できるかどうかや安全性はよく確認して設置しましょう。
水槽壁面に設置する場合は照明と水面との距離が近くなり、別のスタンドなどに設置する場合は水面から遠くすることも可能になりますので、それによるメリットやデメリットなどは水槽の上にのせるタイプや吊り下げ式の水槽用ライトに準じます。
水槽用ライトの特性を理解しよう
水槽用ライトを選ぶ際には、光の強さや色、特性などを良く確認して最適なものを選ぶ必要があります。
水槽用ライトの特性を表す指標としては、消費電力 [W](ワット)、全光束 [lm](ルーメン)、照度 [lx](ルクス)、色温度 [K](ケルビン)、光の波長とスペクトル分布、演色性 Ra(アールエー)、照射角などが用いられます。
ここではそれぞれの指標について詳しく解説しますので、水槽用ライトを選ぶ際に参考にしていただければと思います。
水槽用ライトの特性① 消費電力 [W](ワット)
消費電力 [W]とは、単位時間あたりに電流がする仕事(エネルギー)の量を表す単位です。
大まかにいうと、1秒当たりにどれくらい電流のエネルギーを使用するかを表している単位になります。
ひと昔前までは、このワット数が水槽用ライトの明るさを示す指標として使用されていました。
しかし、近年ではLEDライトの発達により、低消費電力で明るいライトが出てきているため、ワット数で水槽用ライトの明るさを示すのは難しくなっています。
例えば、7WのLEDライトの場合、白熱電球と比較すると60Wのものと同等の明るさであったりするなど、ワット数と明るさの関係は現在ではなくなってしまっています。
7WのLEDライト(電球60W相当)などと、明るさが分かるように基準を設けて表記している場合も多いですが、最近では明るさの指標として、次に紹介する全光束 [lm](ルーメン)が使われるようになっています。
そのためワット数は、現在では明るさの指標としてというよりも電気代の参考として使用されることが多いです。
電気代は契約先やプランによって異なりますが、1kWhあたりの値段が決まっており、使用した電力量 [kWh] にその値を掛け算することにより求めることができます。
使用電力量の求め方は、以下の通りです。
使用電力量 [kWh] = 定格消費電力 [w] × 使用時間 [h] ÷ 1000
例えば7Wの水槽用ライトを毎日8時間(ひと月で30日)使用している場合の電気代は、1kWh当たり28円とすると以下のようになります。
(7 [W]×8 [時間]×30 [日] ÷ 1000) ×28 [円] ≒ 47 円
LEDライトの場合は消費電力が少なく、電気代も安い場合が多いですが、中には数百ワットなど、電気を多く使用するライトもあるので、使用する製品の消費電力については事前に確認しておきましょう。
水槽用ライトの特性② 全光束 [lm](ルーメン)
全光束 [lm](ルーメン)とは光の量を表す単位であり、水槽用ライトの明るさの指標として用いられます。
この値は水槽用ライトから放出される光束の総量を示す値になっています。
つまり、このルーメンの値が高いほどライトから光が多く出ているということになります。
先述の通り、ワット数ではライトの明るさが判定できなくなっていたため、現在では日本照明工業会(JLMA)が電球形LEDライトのガイドラインを作成し、消費者が直接的に目に触れるパッケージ等での光源性能は、全光束(単位:ルーメン、記号:lm)を前面に掲げることにしています。
そのため、現在ではほとんどの水槽用ライトもそれにならってルーメンの値が記載されるようになりました。
ただし、このルーメンの値はライトから出ている光(光束)の総量なので、ライトの大きさによっても変化します。
例えば30cm水槽用のライトで500 [lm]のものと、60cm水槽用で700 [lm]のものでは、60cm水槽用のものの方がルーメンの値は高いですが、60cm水槽全体に対して700 [lm]ということになるので、見た目では60cm水槽用のライトの方が暗く見えるという場合もあります。
このように、ルーメンはあくまで水槽用ライトから放たれる光の量の総和であり、実際に人が感じる明るさや、水槽の観賞や水草育成に必要なルーメンの値は水槽の大きさや環境によって変わることに注意が必要です。
以下の表に、水槽サイズ別の必要となる水槽用ライトの明るさ(ルーメン)の目安を示します。
水槽サイズ | 観賞魚・陰性水草のみ | 水草レイアウト水槽 |
30cm水槽 | 300lm程度~ | 1000lm程度~ |
45cm水槽 | 700lm程度~ | 2000lm程度~ |
60cm水槽 | 1000lm程度~ | 3000lm程度~ |
90cm水槽 | 1500lm程度~ | 4500lm程度~ |
120cm水槽 | 2000lm程度~ | 6000lm程度~ |
180cm水槽 | 3000lm程度~ | 8000lm程度~ |
魚の観賞や陰性水草のみであれば観賞ができれば良いので、ルーメンの値が低い水槽用ライトでも問題なく飼育できますが、ある程度の明るさがあった方が魚や水槽のレイアウトがきれいに見えます。
必要以上に強い光の水槽用ライトを選ぶとコケの大量発生を招く恐れがありますので注意が必要です。
強い光が必要な水草を使用している本格的な水草レイアウト水槽では、ルーメンの値が大きい明るい水槽用ライトを選択したほうが上手くいくことが多いです。
ただし、この表の数値はあくまで目安です。
光の見た目については製品ごとの色温度や波長の特性によって同じルーメンの値でも変化しますし、水草の育成については光合成に必要な波長がどれだけ含まれているかどうかでも必要なルーメンの値は変わってきます。
このように、全光束 [lm](ルーメン)は水槽用ライトの明るさを比較する際に使用される指標ですが、光を観測する場所ごとの絶対的な明るさを示したい場合には、次に紹介する照度 [lx](ルクス)が使用されます。
水槽用ライトの特性③ 照度 [lx](ルクス)
照度 [lx](ルクス)は1平方メートルの面が1ルーメンの光束で照らされる時の照度と定義されています。
先ほど紹介したルーメンがライトから放出される光束の総和であったのに対してルクスは、測定地点において1平方メートルあたりにどれだけの光束がきているかを表します。
つまり、測定地点での絶対的な明るさを表す指標ということになりますので、測定地点での体感の明るさの指標としても使用できるものになります。
例えば同じ水槽用ライトであっても光源から10cmの地点と30cmの地点でそれぞれ照度(ルクス)を測定すると、30cm地点の方が光が拡散して広がる分到達する光束の密度が薄くなり、ルクスの値は小さくなります。
このように、照度 [lx](ルクス)は測定地点の違いや設置環境の違いによって値が異なり、水槽用ライト自体の明るさを比較するための指標としては使いにくいため、アクアリウムで使用されている水槽用ライトにおいてはこの値は明記されていないことが多いです。
水槽用ライトの特性④ 色温度 [K](ケルビン)
色温度 [K](ケルビン)とは、光源から発せられている光の色を数値で表現したものです。
色温度が低いと赤やオレンジになりますが、色温度が上昇するにつれて黄色みがかった白、白、青みがかった白、青と変化していきます。
例えば太陽光の場合は5000~6000K程度、電球色の蛍光灯が約3000K、昼白色では5000K、昼光色では6500K程度となっています。
このように、水槽用ライトの光の色の見え方の指標となりますので、水槽用ライトを選ぶ際にはしっかりと確認しておきたい項目です。
例えば6000K以下のライトでは黄色みがかった印象になり、10000K付近以上からは青みがかって見えるようになります。
水槽用ライトの色の感じ方は人それぞれであり、例えば色温度が低いライトでは黄ばんで見えて嫌だという人もいれば、暖かみを感じて良いという人もいます。
クリアな明るさを求める場合は8000~10000K程度の水槽用ライトを選択すると良いでしょう。
水槽用ライトの特性⑤ 光の波長とスペクトル分布
光は電磁波の一種であり、波動としての性質を持っており、波長(波の山から山までの長さ)によってエネルギー(透過力)や見える色が異なります。
人の目で確認できる光(可視光線)は360nm~830nmの波長の光までであり、波長が短いほど青から紫色になり、波長が長いほどオレンジから赤色になります。
可視光線よりも波長が短い光を紫外線、長い光を赤外線と言います。
また、水草育成においては400~500nm、600~700nm程度の波長の光が水草の光合成に寄与し、成長に必要であるとされています。
特に水草レイアウト水槽を作りたい場合には、水槽用ライトの明るさ(ルーメン)だけで選ぶのではなく、水草育成に必要な波長の光を多く含んでいるライトを選ぶ必要があります。
そのためには、水槽用ライトの箱や取扱説明書に書かれている、波長スペクトル分布図を確認します。
以下に波長スペクトル分布図の一例(テトラ パワーLEDプレミアム)を示します。
波長スペクトル分布図は、横軸が波長、縦軸が相対強度を示しています。
つまり、波長スペクトル分布図の相対強度が高いほどその波長の光が相対的に多く含まれており、低いほど少ないということになります。
水草の光合成だけを考えるのであれば、赤や青のみの光に特化した水槽用ライトで問題ありませんが、その場合は紫色の光になってしまうため、魚や水草があまりきれいに見えません。
緑色の水草をきれいに演出するために、緑色の波長の光も多めに入れていたり、より自然な光で水草や魚の色を美しく見せるために、様々な波長の光をまんべんなく含んでいる水槽用ライトもあります。
このように、光の量だけでなく、どのような波長の光がどれだけ含まれているかというのは水槽用ライトを選ぶ上で非常に重要です。
また、波長スペクトル分布図と合わせて、次に説明する演色性 Ra(アールエー)も水槽用ライトの光による水槽の見え方の参考にするとよいでしょう。
水槽用ライトの特性➅ 演色性 Ra
演色性とは、水槽用ライトで水槽を照らした際、自然光(太陽光)が当たったときの色をどの程度再現しているかを示す指標です。
演色性の指標としては、平均演色評価数Ra(アールエー)が用いられることが多く、自然光に近いほど100に近くなり、自然な色合いに見えるようになります。
Raの値が大きい水槽用ライトでは、様々な波長の光をまんべんなく含んでいることが多いので、水草の光合成に有効であり、魚の色なども美しく演出してくれることが多いです。
Raの値が著しく小さい水槽用ライトでは、色の見え方は不自然になることが多いですが、水草の育成ができないとは言い切れません。
例えば、植物育成用の赤と青の波長の光に特化した赤紫色のライトを使用すると、Raの値が低く、水槽全体が紫色になり不自然な印象になりますが、光合成に必要な波長が多く含まれるので水草は良く成長し、不要な光が少ないので、水草が成長する割には電気代やコケの発生が抑えられるというメリットがあります。
このように、Raは水槽が自然に美しく見えるかどうかの指標ですが、先ほど紹介した波長スペクトル分布図とセットで考えるようにすると良いでしょう。
水槽用ライトの特性⑦ 照射角
照射角とは水槽用ライトが光を照らすことができる角度のことです。
大きな水槽に照射角が小さい水槽用ライトを水面付近で使用する場合は、水槽の端の特に上側には光が届かない可能性があり、上に長く伸びた水草や浮草などに十分に光が当たらなくなる可能性があります。
特に、水槽の上に乗せるタイプのLEDライトは水面との距離が近いのでこの照射角の影響を受けやすいですが、近年では水槽全体が照らせるように照射角が大きくなっている製品(照射角120°など)が多いです。
また、照射範囲を広くするためにLEDライトにリフトアップ機能を付けて水面からの距離を離している製品も多くあります。
十分な照射範囲とならない場合は、水面からの距離を離すか、光が足りない部分にライトを増設する必要があります。
自分の水槽の大きさを考慮して、水槽全体が適切に照射される水槽用ライトを選択するようにしましょう。
まとめ
水槽用ライトの種類
水槽用ライトの種類ごとの特徴を簡単な表にまとめると以下のようになります。
水槽用ライトの 種類 |
LED | 蛍光灯 | メタハラ |
価格 | 普通~高い | 安い | 高い |
寿命 | 長い (40000 時間程度) |
短い (5000~10000 時間程度) |
短い (9000~12000 時間程度) |
交換球 の値段 |
素子の交換 は不可 |
安い~普通 | 高い |
明るさ | 普通 | 普通 | 明るい |
消費電力 (電気代) |
明るさの割に 小さい |
明るさの割に 大きい |
明るさの割に 大きい |
発熱量 | 明るさの割に 小さい |
明るさの割に 大きい |
明るさの割に 大きい |
観賞魚の観賞 | 可 | 可 | 可 |
水草の育成 | 水草育成用の LEDであれば可 |
白色蛍光灯や 水草育成用蛍光灯 であれば可 |
白色のメタハラや 水草育成用メタハラ であれば可 (有茎草は間延びする 場合あり) |
光の直線性 | LED素子の 配置による |
多方向から光が入り 影ができにくい |
直線的で 影ができやすい |
水槽用ライトの設置方法の種類
水槽用ライトの設置方法を簡単な表にまとめると以下のようになります。
設置方法の種類 | 簡単な特徴まとめ |
水槽の上にのせるタイプ | 水槽にのせるだけなので設置が簡単。 水はねや水没に注意。 |
水槽壁にねじ止めするタイプ | 水槽背面の壁にねじで固定。 使用する水槽に設置可能か確認が必要。 |
スタンド式(自立式) | 水槽と独立したライトスタンドがある。 ボトルアクアリウムにおすすめ。 |
吊り下げ式 | 専用スタンドや天井フックで吊り下げる。 水槽上部の空間ができてメンテナンス性が良い。 |
クリップ式 | 水槽壁やスタンドにクリップで固定。 使用する水槽やスタンドに設置可能か確認が必要 |
水槽用ライトの特性を理解しよう
水槽用ライトの特性を表す指標を簡単な表にまとめると以下のようになります。
水槽用ライトの 特性の指標 |
各指標の簡単な解説 |
---|---|
消費電力 [W] (ワット) |
かつて水槽用ライトの明るさの指標として使用された。 現在では電気代の指標として使用される。 |
全光束 [lm] (ルーメン) |
水槽用ライトの明るさの指標。 ライトから放出される光束の総和。 ライトの明るさの比較に使用される。 |
照度 [lx] (ルクス) |
測定地点での絶対的な明るさを表す指標。 測定地点やその場所の環境によって変化。 ライト自体の明るさの比較には使用しにくい。 |
色温度 [K] (ケルビン) |
光源から発せられている光の色を数値で表現したもの。 数値が低い方から赤・黄・白・青と変化する。 |
光の波長 | 光は波動としての性質を持つ。 光は波長によって色が変わる。 400~500、600~700nm程度の 波長の光が水草の成長に重要。 |
波長スペクトル分布 | どの波長の光がどの程度含まれているかを示す。 ライトの色や水草育成に有用かの判断にも使用できる。 |
演色性 Ra (アールエー) |
自然光(太陽光)が当たったときの色を どの程度再現しているかを示す指標。 自然光に近いほど100に近くなり、 自然な色合いに見える。 |
照射角 | 水槽用ライトが光を照らすことができる角度。 水面に近いほど照射範囲は狭くなる。 |
水槽用ライトの種類や設置方法の種類と特徴を良く理解し、適切なライトを選ぶようにしましょう。
また、水槽用ライトの特性を表す指標の意味を知っていれば、販売されているライトの特徴やその製品の意図などもしっかりと理解できるようになります。
自分の水槽に合った水槽用ライト選びに是非お役立てください。
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