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飼育容器

ボトルアクアリウム用の飼育容器②:PET樹脂ボトル

ボトルアクアリウム用の飼育容器②:PET樹脂ボトル

ボトルアクアリウムの飼育容器には、瓶やPET樹脂ボトルなどがよく用いられます。

ここではそのうちのPET樹脂ボトルの特徴や選び方などを詳しく解説していきます。




ボトルアクアリウムにおけるPET樹脂ボトルの特徴

ボトルアクアリウムでは、PET樹脂ボトルは非常によく使われています。

ボトルアクアリウムにおけるPET樹脂ボトルの特徴を挙げると以下の通りです。

安い

PET樹脂ボトルは非常に安く手に入ります。

数百mℓから2ℓ程度であれば100円ショップでPETキャニスターなどの商品名で店頭に並んでいます。

また、スルメなどの駄菓子の容器のような3L以上の大き目のPET樹脂ボトルも300円から400円程度で売っています。

複数購入したり、掃除の度に新しいものに変えてもそれほど痛手にならないので良いです。

おしゃれで見た目が良い

ボトルアクアリウム用ということであれば、無色透明でシンプルな形状であり、おしゃれにきまるようなデザインが望ましいです。

最近では100円ショップでも、小さめのものであればシンプルでかっこいいPET樹脂ボトルが簡単に手に入ります。

駄菓子の容器のようなボトルでも、シンプルなのでレイアウト次第でおしゃれなボトルアクアリウムにすることは可能です。

PET樹脂ボトルでおしゃれなボトルアクアリウム

軽くて割れにくい

PET樹脂ボトルは非常に軽く、よほど大きくなければ水が入っていても簡単に持ち運びができます。

また、ガラス瓶のように衝撃で割れることもないので小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用できます。

内部が歪んで見えることがある

PET樹脂ボトルの曲面部から内部を見ると歪んで見えることがあります。

見る方向によっては魚が大きく拡大されて見えたりもします。

ですので、円柱形のものよりも曲面部が少ない四角柱形のPET樹脂ボトルを選ぶと、歪んで見える場所が少なくなるのでオススメです。

容器の開口部が小さくメンテナンスがやりにくい

ボトルアクアリウムは全てそうなのですが、小さいPET樹脂ボトルを使用する場合は開口部が小さくなるので、メンテナンスはやりにくいです。

特に水草のトリミングやコケ掃除などは面倒です。

ボトルアクアリウムをやっている人の中では、手間暇かけてきれいな水草水槽をボトルで再現している方もいるのですが、あまり時間もかけられず、手軽にボトルアクアリウムをやってみたいという人も多いと思います。

その場合は、トリミングがほとんど不要な水草を使用したり、コケが出ないような飼育環境を整えるなどの工夫をすれば大丈夫です。

ボトルアクアリウムにおけるPET樹脂ボトルの選び方

PET樹脂ボトルは様々なものが売っていると思いますが、ボトルアクアリウムに使用するのであれば以下の点に気を付けて選ぶようにしましょう。

PET樹脂ボトルのサイズ

PET樹脂ボトルは数百mlから数ℓまで、様々なサイズのものが販売されています。

メダカなどの小型魚を1匹だけ飼育するというのであれば、1ℓ程度のPET樹脂ボトルで飼育することも可能ですが、基本的には水量があった方が飼育は容易になり、楽に管理することが出来ます。

出来れば2~3ℓ以上のものを選ぶのがお勧めです。

数百mℓから2ℓ程度の樹脂ペットボトルであれば100円ショップで100円で売られています。

それ以上のサイズは100円ショップではあまり見かけませんが、するめなどの駄菓子の空き容器のような商品を雑貨屋やネット通販で購入するのがおすすめです。

3~4ℓ程度の樹脂ペットボトルであれば300円から400円程度で購入することが可能です。

3リットル以上の樹脂ペットボトルであればメダカも3~5匹程度飼育することが可能で、常時エアコンの効いている部屋であれば小型熱帯魚やベタなども容易に飼育することが可能です。

PET樹脂ボトルの形状

PET樹脂ボトルは、安いものだと底が水平に作られておらず、グラグラするものもあります。

一応安定して置けるものがほとんどですが、購入時には実際に触ってみて確かめてから購入すると安心です。

また、曲面部は中身が歪んで見えることがあるので、できるだけ平面な部分が確保できるように、四角柱形のPET樹脂ボトルを選ぶようにしましょう。

また、ボトルアクアリウムではエアレーションなどは使用しないことが多いと思いますので、効率よく酸素供給が行われるように、できるだけ水面の面積が大きい方が良いです。

底の面積と比較して水面の面積が小さく、上に行くほど細くなるような容器はやめておいたほうが無難です。

フタの有無

ボトルアクアリウムでは、適切な飼育数であり、数日に一度以上はフタを開けて空気を入れ換えるという状況ならば、フタをしていたとしても酸欠で中の生体が死ぬことはありません。

なのでフタはあってもなくても良いですがフタがあれば生体の飛び出し事故は起こりにくいです。

PET樹脂ボトルの場合、フタは回して開け閉めするタイプが多いです。

ボトルアクアリウム用のPET樹脂ボトルフタは開閉のしやすさが重要

このタイプはボトル側になかなか噛み合わなかったりして、スムーズに開閉出来ない商品も存在します。

基本は餌やりの際に毎日開けると思いますので、ストレスなく簡単に開けられるものを選ぶのが良いです。

購入時に実際にお店でフタの開閉をしてみてから購入するのをオススメします。

毎日フタを開けて餌をあげていれば中の生体もそれに慣れて餌をねだるようになりますが、バタバタしていると中の生体のストレスになりますので気を付けましょう。

また、水草の育成のためにライトを使用する場合は、フタを外して使用するか、ラップをフタ代わりに使用するなどで対応することが出来ます。

まとめ

PET樹脂ボトルは、ボトルアクアリウムではよく使われる飼育容器です。

100円ショップや雑貨屋などで安く手に入り、シンプルでおしゃれなPET樹脂ボトルも簡単に手に入ります。

PET樹脂ボトルはガラス瓶などと比較して衝撃で割れにくいので、小さなお子様がいるご家庭でも安心して設置できます。

ボトルアクアリウム用のPET樹脂ボトルを選ぶ際には、歪んで見える原因になる曲面ができるだけ少ない四角柱形のPET樹脂ボトルがおすすめです。

また、メダカなどの小型魚の1匹飼育であれば1ℓから、3~5匹であれば3ℓ以上のPET樹脂ボトルを選ぶようにしましょう。

フタについてはあってもなくてもよいですが、つけるのであれば開閉がスムーズに行えるものにしましょう。

これについては購入時に実際に触ってみて確かめることをおすすめします。

植物育成目的でライトを使用する場合はフタを使用しないか、ラップを使うようにしましょう。




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