アクアリウムをこれから始めようと考えている方や、アクアリウムについてまだよく知らないという人向けのページです。
ここではアクアリウムの魅力や注意点について簡単にまとめました。
アクアリウムとは?
そもそもアクアリウムとはなんでしょうか。
定義的には少し難しいのですが、要は観賞魚の飼育や水草の栽培、そのための水槽などの環境作りのことです。
観賞魚にもメダカやタナゴなどの日本産淡水魚(日淡)やグッピーなどの熱帯魚、アロワナなどの古代魚や大型魚、海水魚などいろいろな種類があります。
飼育環境についても水槽内に流木や石、砂などを入れたり、様々な種類の水草を栽培したりします。
このような水棲生物の飼育や環境構築がアクアリウムという趣味なのです。
魅力① 部屋のインテリアになる
アクアリウムは魚がかわいいだけではありません。
インテリア性が非常に高いです。
部屋の中にきれいな水槽が置いてあるだけで、その部屋のイメージが大きく変わります。
部屋の一角の水槽の中で流木や水草の周りを優雅に泳ぐ魚を見るのはとても気持ちがいいし、癒し効果があります。
最近ではこのような効果から、会社のオフィスや病院などに水槽を設置するケースも増えています。
部屋を暗くした状態で水槽をライトアップするのも雰囲気が出て良いですよ。
魅力② 手軽に始められる
アクアリウムはよほど大がかりな設備にしない限りは手軽に始められます。
大きな水槽でなければ一人で設置することも可能ですし、小さい水槽やビンなどを使用したボトルアクアリウムであれば場所もとりません。
水槽、水槽台、フィルターなどの初期投資はかかるものの、エサ代も安く、必要最低限であれば維持費もそれほどかかりません。
また、魚の飼育は慣れてしまえば非常に簡単であり、普段は毎日の餌やりと定期的な水換えくらいしかしないので手間もあまりかかりません。
犬や猫の場合、出張などで1週間ほど家を空けるような場合はペットホテルを利用する必要がありますが、ほとんどの魚の場合は1週間程度であれば餌なし放置でも問題なく生存します。
忙しいサラリーマンや主婦など、毎日時間をとるのが難しいような人にはとても向いている趣味だと思います。
例えば忙しい平日は1日1回餌やりのみ、休みの日に1時間程度で水換え、連休を使ってレイアウト変更に挑戦など、自分のライフスタイルに合わせてアクアリウムを楽しむことが可能です。
魅力③ 自分だけの世界を作ることができる
アクアリウムは自分の好きに、自由に作り上げることが可能です。
例えば水槽の大きさはどのようにするか、底床には砂を使うか、砂利を使うかなど、レイアウトについては自分で好きに決めることが可能です。
水槽内に設置する流木や石などにも種類や形状には違いがありますし、導入する水草や魚についても何百種類とある中から好きなものを選択することができます。
水槽を最初から自分で作り上げていくのはワクワクしますし、綺麗に壮大に仕上がっていくのはとても達成感があります。
自分で丹精込めて作った水槽はまさに”自分だけの世界”です。
これを感じた頃にはあなたはもうアクアリウムにはまっています。
アクアリウムのデメリット
それではアクアリウムのデメリットとはなんでしょうか。
考えられるものをいくつか挙げてみます。
- 初期費用がかかる。
- こだわりだすと時間やお金がかかる。
- 水槽がどんどん増える。
- 地震対策が必要。
こんなところでしょうか。
アクアリウムは初期費用として水槽や水槽台、フィルターなど、ある程度の初期費用が必要です。
レイアウトなどにこだわり始めるとたくさんお金がかかる場合がありますし、はまってしまって一日中水槽いじりしてしまったりする人もいます。
特に水草水槽などではきれいな状態を維持するためにはある程度の手間がかかります。
それに水草や流木は意外と高く、魚よりも高額だったりするので水草水槽はお金と時間をかけたくない人にはあまり向かないかもしれません。
そして私もそうですが、気が付くと水槽が増えます。
これはアクアリストあるあるですが、いろいろ飼いたくなって次から次へと水槽を増やしてしまう人が多いので気を付ける必要があります。
自分の経済状況やとれる時間を考慮して、自分に合った水槽飼育ができるようにしましょう。
また、なにも対策していないと地震が発生した際には水槽が倒れたりする可能性があります。
水槽の設置場所の吟味や地震対策はしっかりしておく必要があります。
まとめ
アクアリウムは観賞魚の飼育や水草の栽培、そのための水槽などの環境作りのことを意味します。
アクアリウムは部屋のインテリアとしても有用であり、大規模でなければ手軽に始めることができます。
アクアリウムのデメリットはある程度の初期費用がかかることや、こだわりすぎると時間やお金がかかることです。
また、水を使うので地震対策はしっかりとしておく必要があります。
アクアリウムは自分だけの水槽を作り上げていく過程で多くの達成感を得ることができる素晴らしい趣味だと思います。
興味のある方はぜひアクアリウムを始めてみましょう。
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